RTAinJapan参加レポ

 2021年12月27日の夕方にワリオの森90-99Rounds TypeBでRTAinJapan Winter2021に参加しました。アーカイブはtwichとYoutubeにあがってます。まだ見てない方はぜひご覧ください。twichの方がコメント付きでおススメ!

応募前~当選まで

 RTAinJapanには、90-99RoundsとTimeRace(Hard)の二つで応募しました。TimeRace(Hard)のカテゴリは、文字通りTimeRaceモードのHardカテゴリの一発通しです。SNES版も応募しようかなと思ったのですが、洗練されてないため断念しました。こちらは今年からやりこんでいきたいですね。

 RTAイベントにはPuzzleGameRTAFestivalが初参加で、RTA in Japan Summer 2021には応募したものの落選、Puzzle Game RTA Festival 2とRTA Racing Rivalsに100-119Roundsの併走で参加してます。全部ワリオの森でSpeedrun.com登録外のカテゴリです。

 というのも、ワリオの森のSpeedrun.com登録カテゴリは以下のようになっているのです。

  • 簡単で早くて盛り上がりがない20Rounds
  • 30分くらいで時間はちょうどいいけど見どころが少ない50Rounds
  • 難易度が緩やかに上がるので見どころに来るまで時間がかかる99Rounds
  • 99Roundsを内包しつつ100-119のラウンドがループする耐久ゲーの256Rounds
  • TimeRaceの各難易度、Easy、Normal、Hardですね。

 というわけで、登録カテゴリだと基本的に凄いプレイは魅せられるけど画面映えが薄いんですよね、しかも薄い時間が長い。そのため、ステージのインパクトが強い後半ステージを走るカテゴリでイベント参加しています。

 そして知り合いの配信を見てた時に当選発表があって、配信中の知り合いから伝えられました。その知り合いって、過去のイベントでの併走相手でもあるりゅうくさんなんですけどね。

当選~イベント直前

 まずやったのは、自己べ更新ついでの練習でした。もともとの自己ベストが14:11で、99Rounds走ってるときに出た参考記録の13:00が実質的な自己ベストでした。なので、12分台を目指して練習を続けました。すぐ13分台は出たのですが、なかなか13分切りはできず苦労してると、

出ちゃったんですよ、12:28、なんとびっくり30秒更新。

 というわけでこれ以上の更新は難しいと思い、練習は3DS版でちょこちょこやりつつ、本番用の解説と解説動画用の文章の作成を始めました。で、作ってて最初に思ったのが

これ話す尺足りないな!?

でした。

 実際に走った際の解説や、先日公開したカンペを見てもらえるとわかるのですが、ほとんどが基本操作と仕様の話で、テクニックにはほぼ触れていません。一つのテクニックを説明するのに必要な前提知識が多すぎるんですよね。

まずは話したいことをどんどん書いていきました。その際に、注意しながら書いていた点が数点。

  1. ゲームの内容以外は出来るだけ話さないこと。RTA自体の話や経歴などもほとんどカット。そもそも話す時間もないです。
  2. 否定的な言葉は使わないこと。これはイベントに出るようになってから普段の配信でも気を付けてますが、パフォーマンスの低下やチャット欄が荒れるのを防止するためです。例えば、乱数が悪いときについ使っちゃう「クソ妖精」、これを避けるために妖精を煽る方向に舵を切りました。欲しい色分かります?大丈夫?とか、ちょっと仕事してくださいよーとか。本番では仕事してくれたので気にしなくて済みました。
  3. せっかくの短い枠なので、颯爽と駆け抜ける感じにしたいというもの。
  4. ワリオの森が面白くなさそうという印象を与えないようにすること。「良くわからないけど凄かった」とか、「難しいので自分には無理そう」という感想は出ると思ってました。全ての人に伝われ、とも思ってなかったので、「万人に受けるソフトではありませんが、ごく少数がドはまりするソフトではあります」という言葉は必ず伝えたいと思ってました。

 そこからはひたすら解説の内容を絞る日々でした。そして絞って出来たものがあれ、ではありません。

 第一稿が出来た後に、プレイしながら解説の練習を行っていました。無言配信でもやったのですが、それの数倍以上の時間はかけてます。そして解説しながら画面上のカンペを見ようとするとスクロールをしないといけない問題に気付くわけです。

 ならば、と、前語りと後語り以外はラウンドごとに話す内容を分けました。話す内容は自分で言語化したので、話すテーマさえわかれば大丈夫と練習中に確信。じゃあテーマごとにわけて、と言ったところで、ストーリーを話す区分がなくなりました。その時点でストーリーを話すのは諦めました。そしてコメントを読むのは最初から諦めてました。練習できないことを本番一発はリスクが大きいと判断したためです。ワリオの説明できなくてごめんね。

 だいたい原稿が完成に近づいたあたりで、RTAinJapan Winter 2021が始まりました。

イベント開始~おわりまで

 出番までは解説練習したり、モンスターでRの文字を作ったりしながら配信を見てました。自分の出番はほぼ定刻通りの27日17:42分開始。実は直前にカメラが映らなくなるトラブルがありましたが、何とかトラブル回避。カメラ繋ぎなおしたのと、OBSでカメラ一度読み込んだら治りました。なんで?出番には十分間に合ったので、ツイートしたりスマホで配信見たりしてたら出番になりました。

 後は改めて本番を見てもらうとわかりますが、

 本番の魔物さんがデレました。

90R 00:58 自己べ -20s GOLD + 7s
91R 02:07 自己べ -19s GOLD +16s
92R 03:22 自己べ -18s GOLD +16s
93R 04:25 自己べ + 8s GOLD +32s
94R 05:38 自己べ +-0s GOLD +13s
95R 06:54 自己べ – 4s GOLD +18s
96R 08:33 自己べ + 9s GOLD +37s
97R 09:34 自己べ +11s GOLD +20s
98R 11:33 自己べ +15s GOLD +47s
99R 13:10 自己べ +42s GOLD +29s

 という、本番一発勝負解説付きとは思えないタイムが出ました。マジかよ

 自己べはないと言ってた時点で自己べペースですね。結果自己べは出なかったですが、ちょっとしたミスがなければ十分自己べ更新はあったと思います。そういう意味では悔しさもありますが、実際のところプレイは大満足です。やりきりました。

 なお、こちらの資料もといカンペを見ていただくとわかるのですが、「本番さん頑張りすぎじゃない」とか、「駆け足で失礼しました」とか、一部言い回しはアドリブでした。アドリブもそこそこ評判良くて良かったです。ただ、いいタイムすぎて緊張して98Rでやる予定だったステージ乱数の説明を忘れていたのが悔しいですね。他のラウンドでもいい乱数を引きすぎて頭が回ってない部分が結構ありました。それでもある程度は話すことが出来たので、よくできた方だと思います。

謝辞・まとめ

 今回、RTAinJapan Winter 2021に参加させていただき、ありがとうございました。大多数が見てる中でいいプレイを見せることが出来て本当に良かったです。そして、RTAinJapanに関わったすべての方に感謝を。そしてそして、よければワリオの森を一度プレイしてみてください。90-99Rの解説動画は、もうしばらくお待ちください。解説の内容を精査してたらコレジャナイコレジャナイに陥って作り直しになっているので。

 次回以降も、ワリオの森で応募したいと思うので、次があればもうちょっと解説に磨きをかけたいかな。
それでは、またお会いできることを期待しつつ。これにて失礼します。ワリオの森はいいぞ!

 そうそう、本番の直前から直後の雰囲気も味わいたい方は下のリンクからどうぞ。


https://www.twitch.tv/videos/1243542914?t=30h10m30s

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